ロシアンブルーがかかりやすい病気

ロシアンブルーはグレーの毛並みとエメラルドグリーンに輝いた目が美しく、体つきはほっそりとしたフォーリンタイプの猫です。
一般的に丈夫で病気になりにくいと言われていますが、食事管理やトイレの回数などは常に気をつけてあげましょう。

ロシアンブルーの泌尿器の病気

・尿路結石症
腎臓から尿道までの尿路のどこかに結石ができ、尿路が詰まったり痛みが生じる病気です。
結石のできた場所によって症状は異なりますが、輸尿管や尿道の結石は動くとそれぞれの壁を傷つけ、強い痛みを伴います。
激痛でうずくまり、触ると嫌がって悲鳴を上げ、尿が出にくくなったり血尿が出ます。
腎臓内に出来た場合(腎結石)、症状はほとんどありません。
進行して、腎不全の症状が現れて始めて気づくことがよく有ります。
膀胱結石の場合は血の混じった尿が出たり、残尿管があります。
結石は尿中のミネラルとたんぱく質が固まったものです。
結石が出来る原因の一つには、尿路の感染症で脱落した細胞が核になりミネラルと結合する事が考えられます。
水の摂取が少ないため尿が濃縮して、結合しやすくなったり、食餌でミネラルを過剰に摂取したりすることもあげられます。
結石を取り除くためには手術以外に根治治療はありません。
腎結石で、両方の腎臓に石がある場合は、片方ずつ期間をあけて手術を行います。

ロシアンブルーのホルモンの病気

・糖尿病
体を動かす為のエネルギーは食餌からとる糖です。
膵臓が分泌するインスリンというホルモンは、糖をエネルギーとして利用する働きをしています。
糖尿病はインスリンの分泌量が減ったり、インスリンの働きが低下したりして、糖を充分に利用できなくなる病気です。
大量の水を飲み、大量の尿を排出します。
尿を出すと、体内のたんぱく質も減り、犬は食餌で補おうと食欲が増します。
しかしインスリン不足で栄養を充分体内に取り入れられず、かえって痩せていきます。
血液を調べると血糖値(血中の糖分)があがり、血液中に増えた糖は尿中にも排出されます。
進行すると血液中のケトン体という有害な物質が増加し、これを糖尿病性ケトアシドーシスといいます。
下痢や嘔吐などが見られ、ひどい場合はこん睡状態に陥る事もあります。
インスリンは膵臓のβ細胞から分泌されますが、糖尿病にかかるとこのβ細胞が壊されてしまい、インスリンの分泌が不足してしまいます。
多くは先天的な要因が基礎にあり、肥満や感染症、妊娠、ストレスなどが加わって発症すると考えられます。
治療法はインスリンが不足しているので補う為に、獣医師の指導の下、飼い主が毎日インスリンの注射を行います。
同時に理想体重に見合ったエネルギー量の食餌を決まった時間に与えます。
低血糖に対する注意も必要です。

ロシアンブルーの肥満

肥満は食餌で得られるカロリーと、消費カロリーのバランスが崩れる事で起こります。
多いのは飼い主の間違った食餌管理です。
室内飼いのねこちゃんなどもともと必要カロリーの低いねこちゃんに間食を増やしたり、フードを変えて与えているうちに必要カロリーを超えて太らせてしまう事も有ります。
また、1歳を過ぎているのに子猫用のフードを与え続けてもカロリーオーバーになります。
必要カロリーがわからない場合は、獣医師に相談してみると良いでしょう。
その他、加齢や虚勢・避妊手術によって運動量が減ったり、不活発になったりすることがあります。
またホルモンバランスが崩れ食欲旺盛になることもあります。
まるまると太ったねこちゃんも可愛いですが、ねこが1キロ増えると人間の10キロ増える事に値すると言われています。
また体が大きくなる分、心臓に負担がかかり、心臓の病気にもなりやすくなります。
さらに何かの病気で手術を受けるときも、麻酔が効きにくくなり、体の負担が増えたり、脂肪が邪魔で手術がし辛くなることもあります。
肥満によって病気のリスクを高め、治療の妨げになることがあるのです。
正しい食事量と毎日の軽量でねこちゃんの健康を維持してあげましょう。

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